ロープロファイルと呼ばれる、通常のメカニカルキーボードよりも短い軸が搭載されているキーボード。
ずっとパンタグラフキーボードを使っていたので、「ロープロファイルの方が実は打ちやすいのでは?」という考えに至り、ついに買ってしまいました。
それがこちら、サンワサプライさんから発売されているロープロファイルのメカニカルキーボードです。

外観写真
今回はこのキーボードのレビューしたいと思いますので、購入を考えている方は参考にして頂ければ幸いです。
サンワサプライのロープロファイルメカニカルキーボードをレビュー!とってもおすすめです!
1.外箱と中身
外箱はこのような感じです。

外箱の写真
箱を開けると、キーボード本体、着脱可能なケーブル、そして取り扱い説明書が入っています。

中身の写真

外観写真
僕が購入したモデルはフルサイズですが、テンキーレスモデルもあるのでコンパクトなキーボードをお探しでしたらそちらを購入した方が良いと思います。(リンクは赤軸を載せています)
2.キーボード本体
僕が今回購入したモデルはロープロファイルといって、通常のメカニカルキーボードよりもキーストロークが短くなっています。
愛用しているHHKB Professional HYBRID Type-Sと比べると薄さが際立ちます。

HHKBとの比較
薄いですが、ボディはアルミ製なのでしっかりとしていて、キーを打った時にたわんだりしません。非常に良い作りだと思います。
軸は赤軸と青軸の2つのラインナップがありますが、僕は今回青軸を購入しました。

青軸の写真
赤軸は以前他のキーボードで使っていたので、押した感触と、音に惹かれての青軸購入です。
音が、キーを押した感触が、最高に気持ち良いです。
人って、ボタンとかあると押したくなってしまうじゃないですか。
その「ボタンを押したい欲」をこの青軸キーボードで満たしていこうと考えています。
キーボード自体は有線接続で、着脱可能なケーブルが付いてきます。長さは1.5mです。
持ち運ぶ機会はあまり無いかもしれませんが、いざとなった時にはケーブルが邪魔にならないので良いです。
ちなみにキーボード側はマイクロUSBでの接続です。ここは少し残念です。USB-Cならケーブルを持っているので一元で管理したかったなと思ってしまいます。

マイクロUSBでの接続
また一段階だけですが、キーボードの高さを調節できるようになっています。大きく変化することは無く、若干高さが変わるといった具合です。

高さ調節
3.キーボードのスペック
今回このキーボードを購入した目的はPCでの通常時の文字入力と、ゲームでの両方で使用することです。
なのである程度のスペックを求めました。
以下が公式のウェブサイトに記載されていたスペックです。
- アクチュエーションポイント 1.5mm
- キーストローク 3mm
- Nキーロールオーバー
- 動作力 45g
レポートレートは記載が無かったので恐らく125Hz~250Hzくらいだと思います。(あればだいたい1000Hzと載せると思うので)
レポートレートは高ければFPSなどで有利と言われていますが、最終的にはエイム力が全てですので、ここは無視して良いような気がしてます。
あと、単純にレポートレートの違いに僕は気づけていないってのもあります。
4.バックライトについて
バックライトは付いていますが、白一色での点灯です。ゴリゴリにゲーミング感丸出しにしたい人にとっては物足りないかもしれません。
個人的にはゲーミング感丸出しスタイルが好きではないので、バックライトはこれで十分だと感じています。
光り方は6パターンあり、FnキーとF6~F11を押すことで変更できます。
また光らせたいキーだけを光らせることも可能です。
FnキーとF12を押すとF1~F5キーが点灯します。そこに光らせたいキーを割り当て、登録することができます。
手順としては
- FnキーとF12を押す
- F1~F5キーが点灯 → どれかを選択
- バックライトが消灯 → 光らせたいキーを押す
- キーを全て選択したらFnキーをF12を同時押しで完了
特定のキーだけを光らせておけるので、FPSをよくやる人にとってこの機能はとても便利だと思います。
僕は良く使う移動キーだけを光らせています。
また設定をリセットしたい場合はFnキーとPause/Breakキーを5秒間長押しすると設定をリセットできます。
光の量が少し多いかなと感じた時は光の量も調節できます。
Fnキーと‐を長押しすると暗くなり、Fnキーと~を長押しすると明るくなります。
ゲームをしてみる
ということで説明が一通り終わりましたので、少しゲームをしてみようと思います。
僕はフォートナイトというゲームが好きなので少しプレイしてみました。
実際使ってみた感想ですが、キーストロークが短く、アクチュエーションポイントも浅すぎないのでとても良い感じです。
連続しての編集がしやすいなと感じました。
以前RazerのHuntsman TEというリニアオプティカルスイッチのキーボードを使っていたのですが、そちらより編集はやりやすいです。
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やっぱり通常のメカニカルキーボードよりかはロープロファイルの方が有利なんじゃないかなと感じています。
また文字を入力する時もカチカチといったクリック感があるので、ミスタイプがとても減りました。
アクチュエーションポイントが浅すぎると軽く触れただけで反応していましたが、今回は1.5mmと丁度良い深さなので、これもミスタイプを減らしてくれと要因だと思っています。
以上を踏まえ、通常の文字入力、ゲームともに使いやすいキーボードです。
心からお勧めします。
打鍵音はこんな感じです。
音や打鍵感が好きで、こっちのキーボードもよく使っています。
やっぱり何度聞いても気持ちいい音だ! pic.twitter.com/NB2zfbroP2— えぶほり (@everyday_88) May 18, 2022
残念な点
残念な点が2つほどあります。
1つはケーブルがUSB-Cではなかったこと、2つめはWindowsキーのロックができないということです。
ゲームをする時にWindowsキーは間違って押してしまうことが多いので、個人手的にはロック機能をつけて欲しかったなと思っています。
良い製品なのでちょっと残念です。
とはいえ、それ以外は残念な点が見つからないです。
もう少し長期にわたって使用したら不満が出てくるのかもしれませんが、今現在の満足度はかなり高いです。
最後に
青軸は打鍵音と打鍵感がものすごく良いなと感じています。
HHKBとはまた違った気持ちよさがあるので、是非皆さんにも使ってほしいです。
音が気になる人は赤軸の選択肢もあるので、ご購入を考えている方は検討してみて下さい。