初めに、このヘッドホンの欠点をお伝えしておきたい。
それはケーブルが少し長いということです。(3メートルあります。)
しかし、その欠点が全く帳消しになるほどに、このヘッドホンには多くの魅力があります。
この記事ではその魅力について書いていこうと思いますので、購入をご検討されている方は参考にして頂ければ幸いです。
marantz PROFESSIONAL MPH-2をレビュー
外観と、中身
先日期待に胸を膨らませ、待ちに待った商品が届きました。
マランツのヘッドホン、marantz PROFESSIONAL MPH-2です。

マランツの外箱の写真
中身にはヘッドホン本体と、着脱可能なケーブル、そしてアンプなどで使用する時に使う変換プラグが入っています。

マランツ 中身の写真
コスパが最高なヘッドホン
最近は動画の編集などを行うようになったので、新しいヘッドホンが欲しいなと思いモニターヘッドホンを探していました。
一万円以下で音が良いヘッドホンを探すと、間違いなく出てくるのがaudio technicaのATH-M30xと、marantz PROFESSIONAL MPH-1、そしてこのmarantz PROFESSIONAL MPH-2です。
marantz PROFESSIONAL MPH-1は今回購入したものの下位モデルです。
最初はこれとaudio technicaのATH-M30xで迷っていたのですが、ケーブルが着脱できないことが何故か嫌な僕なのでMPH-2を選択しました。
とはいえ、デザインも物凄く好きです。

marantz PROFESSIONAL MPH-2の見た目
サイドにmarantzのロゴがありますが、強調し過ぎていなところが好きです。
また機能面では片耳でもモニタリングができるように、半回転させることが可能です。
marantz PROFESSIONAL MPH-2は耳をすっぽり覆うオーバーイヤー型で、かつ音漏れしにくい密閉型と呼ばれるモデルです。
イヤーパッドは合皮のような素材で作られており、かなり柔らかいです。

イヤーパッドの写真
側圧も程よい感じなので、眼鏡をかけながらヘッドホンを装着しても違和感が無かったのが感動しました。長時間つけていても大丈夫です。
加えて頭頂部に触れるクッションも適度な弾力と柔軟性があり、装着していて頭が痛くなるようなことは無いです。

頭頂部のクッション
ヘッドバンドにはmrantz PROFESSIONALのロゴがあります。

ヘッドバンドの写真
長さ調節ができるスライダー部分には数字などの記載はありませんが、線が書いてあります。
調節するとカチっとはまるので、めったなことではズレたりはしないです。

スライダー部分
marantz PROFESSIONAL MPH-2の性能を下に記しますので参考にしてみて下さい。
- オーバーイヤー、密閉型ダイナミックヘッドホン
- ドライバー直径50mm
- インピーダンス 32Ω
- 周波数特性 10hz~30kHz
- 定格出力 300mW
- サイズ 横幅17cm 高さ21cm 奥行 11cm
- 重さ305g
音について
で、肝心な音なのですが、これがもうビックリするくらい良い音出します。
モニターヘッドホンなので、いい具合にフラットなのかなと思っていたのですが、結構低音が出てくれます。
ここは好みが分かれますが、個人的に低音強めの音が好きなので、このヘッドホンはドンピシャでした。
デザイン性も高く、装着感も良い、そして肝心の音も最高ときたら、もうケーブルが長くても全く気にならなくなりました。
というか、このケーブルの長さもモニターヘッドホンでは実は必要な長さです。
モニタリング中は機材から距離をとったり、動いたりすることがあるんですよね。
そのためにある程度の長さは必要なのですが、自宅で音楽を聴いたり、僕みたいに動画編集で音を聴いたりする人はPCに繋ぐことが多かったりします。
そうなると、ケーブルが少し長いかなと思ってしまうってだけです。
なので序盤で欠点として取り上げましたが、総合的に判断すると、気にしなくても良いかなと思います。
というか、これ以外が魅力的で、正直全く気にならなくなったんですけどね。
ゲームでも使用可能
低音がよく出てくれるので、ゲームでも使用することが可能です。
というか、そこらへんのゲーミングヘッドセットよりはるかに良い音だと思います。
FPSだと足音や、環境音がかなり良く聞こえて、こんな音が鳴っていたんだなぁと感動しました。
ただ、バーチャルサラウンド環境で使用すると、上下の足音がなんだか分かりにくかったので、ミックスアンプやゲームダックなどでメインのヘッドセットとして使うのはあまりお勧めできません。
あくまでもおまけ程度に使えるものだと思って下さい。
逆にサラウンド環境を必要としないゲームではかなり有効でした。
特にSound BLASTER PLAY!3とは相性が抜群でした。
ゲームだけでなく映画や音楽にも使えるSound Blaster PLAY3! コスパ最高のUSB DAC AMPが最高過ぎた!
是非試してみて下さい。
まとめ
一万円以下で購入できるヘッドホンとしては群を抜いて良い音出していると思います。
これで6000円台ですか。
コスパ最高とはこのことを言うのかもしれないですね。
またケーブルの着脱にこだわりがなければ、下位モデルでも良いと僕個人的には思いますので、参考にしてみて下さい。